JISの記号の読み方(CⅠ・S・P1・F1・H・ED など規格欄の記号)

定義はメーカー・協会の公式ページからの引用(確認日 2026-09-24)、数字は当サイトのデータ(公式に掲載あり 752型番・うち先芯あり 637型番)から数えています。当サイトは作業への適否や安全性を判定しません。
規格欄の「JIS T8101 CⅠ/S/P1/F1/H」のような表記は、材料区分・作業区分・付加的性能の記号を「/」で並べたものです。記号の意味はメーカーの公式ページの性能表の見出しと記号から写しています。記号から作業への適否は判定しません。
JIS T8101(安全靴)の記号
| 記号 | 意味(性能表の見出し) |
|---|---|
| CⅠ | 材料区分:クラスⅠ(甲被は革製とし、表底その他の材料から作られる靴) |
| CⅡ | 材料区分:クラスⅡ(総ゴム製(加硫式)または総高分子材料製(一体成形式)の靴) |
| U | 作業区分:超重作業用 |
| H | 作業区分:重作業用(付加的性能「表底の耐高熱接触性」の記号も H) |
| S | 作業区分:普通作業用 |
| L | 作業区分:軽作業用 |
| M | 付加的性能:足甲の保護性(足甲プロテクタ) |
| P | 付加的性能:耐踏抜き性(くぎ貫通時の力 1,100N以上) |
| E | 付加的性能:かかと部分の衝撃エネルギー吸収性(吸収エネルギー 20J以上) |
| F1/F2 | 付加的性能:耐滑性(区分1=動摩擦係数 0.20以上/区分2=0.30以上。区分1 の値は下の引用のとおり修正された値) |
| BO | 付加的性能:表底の耐燃料油性 |
| UO | 付加的性能:甲被の耐燃料油性 |
| H | 付加的性能:表底の耐高熱接触性 |
| W | 付加的性能:耐水性 |
| C | 付加的性能:耐切創性 |
| I-600/I-3500/I-7000 | 付加的性能:電気絶縁特性 |
| HI1/HI2 | 付加的性能:靴底の高熱伝導性 |
| CI1/CI2 | 付加的性能:靴底の低温熱伝導性 |
| PB・P1〜P5 | カテゴリー表示(複数の付加的性能をまとめた表示。P1〜P5 に含まれる性能は下の引用) |
複数の付加的性能はまとめてカテゴリー表示(PB・P1~P5)することができます。
[出典:ミドリ安全フットウェア「安全靴の基礎知識 –JISとJSAA規格の性能表」(別タブで開く)・確認日 2026-09-24]
※ 耐踏抜性を有する安全靴又は作業靴ではJISのP、P2、P3又はP5表示があるもの、耐踏抜性を有するプロスニーカーではべろ裏等の表示に耐踏抜性のピクトが入っているものを選定のこと。
※ 革製安全靴で表底の耐燃料油性を有する製品にはP1、P2又はP3表示も該当し、総ゴム製及び総高分子製安全靴で甲被の耐燃料油性・表底の耐燃料油性を有する製品にはP4、P5表示も該当する。
※ かかと部の衝撃エネルギー吸収性を有する安全靴、作業靴はJISの記号表示がE表示のものを選定のこと。 但し、安全靴ではJISのP1、P2、P3、P4、P5表示があるものも該当。
[出典:日本安全靴工業会・日本プロテクティブスニーカー協会「自分の作業に適合した靴の選び方」Ver1.1(別タブで開く)・確認日 2026-09-24]
このため当サイトは、P1・P4 を耐踏抜き性には数えず、P2・P3・P5 を耐踏抜き性に、P1〜P5 をかかと部の衝撃エネルギー吸収性と耐燃料油性に数えます(記号の読み方の規則)。
〈5〉耐滑性能区分1 の規格値を修正
耐滑性能区分1 の規格値を幅要件から下限値要件に修正した。
・区分1 0.20以上0.30未満 → 区分1 0.20以上
[出典:日本安全靴工業会「安全靴の知識」(別タブで開く)・確認日 2026-09-24]
記号の表の出典:ミドリ安全フットウェア「安全靴の基礎知識 –JISとJSAA規格の性能表」(別タブで開く)・シモン「安全靴・プロスニーカーの規格について」(別タブで開く)(確認日 2026-09-24)。耐滑の区分1 の値は日本安全靴工業会「安全靴の知識」(別タブで開く)の説明による
JIS T8103(静電気帯電防止靴)の記号
JIS T 8103は静電靴の規格です。人体の静電気帯電が原因となって発生する災害・障害を防止する目的で使用する靴を静電靴といいます。
[出典:シモン「安全靴・プロスニーカーの規格について」(別タブで開く)・確認日 2026-09-24]
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| ED/EDX/EC | 帯電防止性能による区分(静電靴 一般/特種、導電靴) |
| P/O/W | 防護性能・甲被材料・表底材料による区分(安全靴/保護靴/作業靴。W は先芯なし) |
| C1/C2/C3 | 環境区分(試験時の相対湿度) |
出典:ミドリ安全フットウェア「安全靴の基礎知識 –JISとJSAA規格の性能表」(別タブで開く)・シモン「安全靴・プロスニーカーの規格について」(別タブで開く)(確認日 2026-09-24)
規格(JIS T8101・JIS T8103・JSAA認定)は、メーカーの製品ページ・カタログ、または日本保安用品協会(JSAA)の型式認定合格製品一覧に明記がある型番だけを表示しています。「規格の記載なし」は当サイトが明記を見つけられなかったことを示し、規格外であることを意味しません。
勤務先・メーカーに確認するときに聞くこと
- 指定は JIS T8101 の作業区分(U・H・S・L)のどれか。
- 付加的性能の記号(F1/F2・P・E・BO など)の指定があるか。
- 静電靴(JIS T8103)の指定があるなら、ED・EDX・EC のどれか、先芯の要否(P・O・W)はどうか。